MENU

INSTAGRAM/日々の写真

horie_risho

今日は、さいたま新都心ロータリークラブで「僧侶としての生き方」というお話をする機会をいただきました。僧侶として、お釈迦さまのように悟りを目指して生きるのであれば、立ち止まらずに挑戦していくほかないよね、という内容です。挑戦している限り、ビジネスの世界にいる皆さんも僧侶といいうるのではないか。そんなメッセージを送りました。
とても暖かにお聞きいただきました皆さまに感謝しています。そして！今回お招きいただいたのは、成城同級生の有馬。卒業から20年経って立派になっていたけれど、さっきまで一緒に教室にいたが如く、自然に話ができるのはやはり学友のよさだなと思いました。ありがとう！

10月21日、大本山増上寺を退職しました。
6年半をここで過ごしました。
.
バタバタして気づいたら1週間が経っていた今日、ある方から「なんで辞めたの」と尋ねられました。
私は、答えられませんでした。
なんでやめたのか、しっくりくる言葉が見つからないのです。
.
増上寺はすばらしいお寺です。美しく、かっこよく、世界に誇るべきお寺です。
仕事はやりたいことをやりたいようにやらせてもらいました。他の世界から来て何もわからない私に、先輩や同僚は一から教えてくれ、力を貸してくれました。増上寺が大好きです。
.
それでも、やっぱり増上寺をやめなければならなかった。
そうせざるをえなかった。
それが最も自然だったのです。
.
今日は、高校時代からの大切な友 Hironori Ishizaki が開くコンサートでした。
一曲目の「好きの手紙」。歌手山本詠美子さんが、劇団四季を辞めたときの気持ちを歌った曲です。
.
「歌いたいよ」
彼女は胸に手を当てながら歌います。
「私のこの声でどこまで届くのかわからなくても　大好きなの　こんなにも」
.
四季をやめたとき、彼女は、いつも応援してくれていたご両親にそのことを言えなかったそうです。
生まれてからずっと歌が好きだから、これからも好きでいられるために、四季をやめなければならなかった。
ありがとう。大切なあなたにその気持ちを伝えたい。そして、自分は歌い続けるために退団する。
その気持ちを歌った曲です。
.
そうなのです。まさに私もそうなんだと思いました。
私が私であるために、いまここを発たなければならない、そう思ったのです。
この世界はどうなっているのだろう、私はどう生きていくのだろう、それに真正面から向き合いたいのです。
どんなにもっともらしい理由もピンとこず、ほかのだれにもわからない自分だけの理由がここにあります。
私が私であるから、飛び出すのです。
そのためには、名残惜しくとも、いま置かれた環境を離れなければならない。その時が来たのです。
.
「好きの手紙」が初めてお披露目をされたコンサートは、私が弁護士を辞めたタイミングでした。
胸を打たれ、隣にいた、同じく転身した筑後孝夫を抱きしめたのを思い出しました。
あの頃から状況は変われど、本質は何も変わりません。
.
繰り返しになりますが、私は増上寺が好きですし、この6年間に出会った皆さんに心から感謝しています。恩返しをしたいと思っています。
今日のコンサートに集まった仲間、志を同じくこれまで仲良くしてくれてきた皆とも、これからも一緒にいたいです。
どうか、つぎのステップでも付き合ってください。
.
写真は日が昇る直前の増上寺。朝、鐘をつく前に撮りました。
まだ人通りがなく、静かな境内の穏やかな空気に思いました。
.
さあ、これからだ。
.
コンサートから抜け出したタクシーの中。思いの丈を書いています。
.
さあ、これからだ

気づけば1年と6か月続いている習い事

気づけば1年と6か月続いている習い事、書道。

4級から3級への壁が立ちはだかり、数ヶ月もたもたとしていましたが、本日3級に合格。なかなか、というか、かなり、というか、めちゃくちゃ嬉しい。

3級になるとお手本が変わり、お習字だったのが芸術性を帯びてくる（と感じている）。臨書といわれる書家の作品を手本にして書くもので、今回、初めての作品は632年に書かれた鷗陽諄という方の字だった。情報伝達手段として字を書くというよりも、より感性的な、美的な表現のために筆を持っているという感覚がうれしかった（そこまで大げさな話ではないのかもしれない）。

今回から半紙が手すきの上等なものになったり、名前をメインの字と同じ太い筆で書いたり、これまでになかったことをしている。よって、変に滲んじゃったり、名前が大きくアンバランスだったり、粗削りというか未熟さしかないような今日の作品。それでも写真をあげてしまいます。

このどこかに私がいます👀

海のそばのホテルがオーバーブックされていて代わりに案内された山の上のホテルがすごい！ありがとうございます！

「やりたいことをなさればいいんです。あとは軌道修正するだけです。」

もう7年も年に1回伺っているそばやの高さわさん。すてきな友だちと未来を語り、最後は店主の熱い一言で、次の1年のエネルギーをいただきます。

近所の本屋さんが24時間営業している

近所の本屋さんが24時間営業しているのを発見！

最近少なくなってきてしまったような、ザ・町の本屋さんがすごい。深夜の時間は無人で、LINEを使って認証し（10秒くらい）、解錠された自動ドアから入ることができる。会計はセルフレジになっている。キャッシュレス。

夜、急に時間ができたり、ふと本が読みたくなったりすることありませんか？
でも、夜だと本屋さんは閉まっているし、
Amazonでは間に合わない…できれば紙の本で読みたい…そんなときにこういうお店があると便利ですよね。ECではできていない魅力です！なんか嬉しい。

散らばった仕事を整理したくなって使い始めたNotion。巷の皆さんはご存知なのかもしれませんが、これすごいですね。
平たくいえばいろんなノートを一つにまとめられるということなのですが、綺麗にまとまっていきます。うれしくて謎に書きまくってます。
シンプルで、フォントや文字の大きさ・バランスが素敵だなと思うのが気に入っている一つ。
そして、何より感動したのがノートを書くのにAIが手伝ってくれること。今日のやりたいことを書きなぐって、AIに「表に整理して」なんて言えばスケジュール表ができてしまいます。
AIを恐れて自力至上主義的なところがありましたが、良い秘書を得たと思えばどんどん活用したいものです。

ぜひお参りください！
本日大晦日、元旦の午前中、2日札所テントにおりますので、お声がけください！

住み慣れたお部屋とお別れ。ビルの隙間から見える公園の木々が好きでした。

成城高校での講演が終わりました。ちょっと興奮しています。
500人の男子高生のエネルギーが渦巻くとはこういうものなのか。
感動しました。
ちょうど6年前の今日、9月30日。
同じ場所で講演をしていました。
タイトルは「新しい世界に飛び込む力」。
弁護士をやめた直後で、どこにも勤めておらず何者でもなかった私は、不安のなかで宣言しました。
「お坊さんとしてやっていきたい」と。
それから6年。また講演の機会が降ってきました。
今回の講演は「宣言しよう。」というもの。
6年前に宣言した私がいま、これまでを振り返ってどう考えるか、熱を込めてお話ししました。
きついことも多かったですが、本当に多くの方が手を差し伸べてくれ、すべてが何より楽しかったと話しました。
だから、今日をきっかけにまた宣言をしたいと思いましたし、後輩諸君にも宣言をしてもらいたいと講演を閉じました。
実際に生徒から宣言がでることは難しいと思っていましたが、勇者が現れました。
「宣言します。獣医になります」
マイクを持って宣言してくれたのは、講演中におしゃべりをしていたため、私が「あとで感想をみんなに紹介してもらうね」と声をかけた生徒でした。
その宣言に対する500人の拍手喝采。
その後は、成城の先生になりたい（これに対する現役先生の「待っている！」という応答は感動的でした）から、テレビの冠番組をもつ、痩せる！まで様々な宣言が生まれ、500人は熱狂していきました。先生からも宣言していただけたのは、成城の懐の深さと感謝しています。
講演後も職員室に多くの質問や宣言を持ち寄ってくれ、大いに感動しました。私自身の生きるエネルギーになりました。
この授業をプロデュースしている大竹遼さん、成城の先生方、そしてエネルギーを爆発させてくれた成城生の皆さんに心から感謝を申し上げます！

掛林美紀さん( @mkmikikm )のMultiple Tokyo(

掛林美紀さん( @mkmikikm )のMultiple Tokyo( @multiple.tokyo )が発行する、おしゃれなコラージュが印象的な雑誌Multiple Magazineにコラムが掲載されています。

連載のタイトルは「現代を生きる道すがら」。毎回のテーマと、（私の思う）仏教的な考え方を掛け合わせるコラムです。今回のテーマは「編む」。電子版もご覧になれます！

"人を信じたり、情報を信じたり、神を信じたり。わたしたちが何かを「信じる」姿勢や思想は、革新的な技術発展の歴史と共に進化を繰り返してきましたが、21世紀におけるシン -信-のカタチはどうなっていくのでしょうか。"

先日参加したARISE#4 「NEW REALITIES:新たな現実」の記事が公開されました！

リンクはコメント欄に。

#暑さ寒さも彼岸までとはもっとも信

#暑さ寒さも彼岸までとはもっとも信頼に値する慣用句と存じます。

学校というものが好きなんだろうな、と思います。

先週は増上寺で近隣の中学2年生を職場体験として受け入れ、今週は区立小学校で大人100人と小学4年生100人が一緒に学ぶという体験に呼んでもらいました。
来週は、母校・成城高校で人生について講演します。

成城での講演は実は6年ぶり。そのときは弁護士を辞めたてで何者でもありませんでした。心配してくれる同級生石崎弘典と一緒に成城にのりこみ、校長先生に掛け合って講演をさせてもらいました。無鉄砲でしたが、あの時にはあの時にしかできない話をしました。人生のキーとなる時間でした。

あれから6年。増上寺をはじめ色々なありがたいご縁をいただき、いまがあります。この6年をどのように振り返り、後輩たちに何を伝えるのか。今日締切の資料作りに悪戦苦闘しています。

棟方志功と同じメガネでした！びっくり！

「超絶技巧、未来へ！明治工芸とそのDNA」三井記念美術館

企画協力の広瀬さんに無理言ってご招待いただき、内覧会に行ってきました。
木工、漆工、金工など工芸美術のフィールドにいる現代の作家が繊細かつ細やかな技と豊かな発想、取りつかれているかのような集中力と根気強さで表現した作品が展示されています。おすすめです！

内覧会には作家の皆さんも出席していて、色々話を伺えたのが本当に楽しかったです。自分と同年代のアーティストがこうした洗練され、かつ情熱の込められた作品を作り上げている姿に大きなエネルギーをいただきました。

漆工の池田晃将さんは同郷・同い年かつ数日前にインタビュー記事を読んでいて作品を見てみたいと思っていたこともあり、直接お話しできて大興奮、一緒に写真を撮っていただきました。ありがとうございました。

#超絶技巧展

ハワイのマウイ島にあるラハイナ浄土院をREBUILDする。

先月の大規模な山火事で本堂などが焼失。ブロンズの大仏と救出された本尊こそ難を逃れたそうですが、写真を見る限り「壊滅的」な被害だったそうです。

アメリカのクラウドファンディングプラットフォームgofundmeで寄付金を募っています。ほんの微力ながら私も協力しました（リンクはコメント欄に）。

ハワイの美しい海に面したお寺がいずれ復興し、大仏がそのシンボルになったらいい。そんな美しいお寺にいずれ訪問できることを想像しています。

なお、gofundmeを使って驚いたのはクラファン会社に支払われる手数料は、寄付者がチップという形で金額を決められること（0ドルでもいい）。日本では寄付額が一定のパーセンテージで会社から差し引かれる仕組みですので、これは目新しく感じました。寄付者としては、実施者に手数料の負担をかけたくないと思っていますし、日本で一般的なスタイルでは寄付の気持ちが企業に中抜きされているように感じることも否定できません。ですので寄付額全額が実施者に渡るシステムはいいと思いました（チップ文化のあるアメリカだからできる仕組みとも考えられますが、日本人の私でもチップを払おうと思いますので、日本でもできないことはないように思いました！）。

巣鴨中学校のキャリア探求ワークショップ（株式会社ミエタ実施プログラム）に講師として登壇しました。

プログラム冒頭のイントロダクションでは、自分の人生を「明確に『こうだ』と言える人がいるわけでもない。逆に『自分はこんな人間だ』と断言できる人はいないし、もし断言できるとしたらその人は死んでいる。変わり続けるのが人間だ」というメッセージをお伝えしました。

キャリアの探求とは、自分はどのように生きたいのか考えを深めることをいいますが、中学生の実生活にひきつければ「なぜ私たちは学校で勉強をしなければならないのだろう」ということになります。

難関である中学受験を突破した巣鴨中の中学生は、勉強し続けなければならないことを自覚し、優秀であるがゆえに親や学校の期待に応えようとしますが、同時に「なぜ勉強しなければならないのか」という疑問も抱いています。

私も「なぜだろう」と一緒に考えました。彼らの中でなにかヒントが見つかったのであれば嬉しいです。

さらに読み込む Instagram でフォロー